建設関係者の方

建設関係者の方

Screenshot_4主に対象となる方

  • 一級建築士
  • 建築構造設計士
  • 工務店の方
  • 建設会社の現場監督
  • 建物、その他構造物の設計・工事を請け負った方

主に対象となるケース

  • 基礎構造を決定したいとき
  • 採用を考えている基礎が適切か判定したいとき
  • 計画している擁壁(ようへき)・法面(のりめん)は適切か判定したい(がけ地利用)とき
  • 行政・適判機関から基礎について指摘を受けたとき
  • 調査したいが建物が建っている、または傾斜地や藪(やぶ)になっているとき

関連する主なルールなど

建設業者における地盤調査(地質調査)のポイント

 
  1. 地下水は工事施工にとって重要な要素です。地下水位の確認はかかりません。
  2. 地層や支持層が、敷地の中で一定でない時、のちのち不同沈下の原因になります。

最適な設計は適切な調査方法の選定が大切

地盤調査で得られるデータは多岐にわたり、対象物件によって設計上必須のものと不要なものがあり、これらを考慮して適切な調査方法を選定することが大切です。設計のバリエーションに対応するため、複数の調査方法を組み合わせ、地盤を総合的に評価することをおすすめします。

台地上に建築するケース

ボーリング調査(N値)と室内土質試験若しくは平板載荷試験を組み合わせることによって、杭基礎と直接基礎の設計に対応できます。ボーリング調査だけでも 杭基礎の設計は可能です。直接基礎の設計も可能ですが設計精度が劣ってしまいます。そこで室内土質試験を行うことによって、支持力を計算することができま す。また平板載荷試験だけでは、試験地盤下方の状態が不明となります。つまり、「試験結果がOKでも実際はNG」となる危険性があります。ただし、近隣 に信頼できるボーリングデータ(柱状図)があればOKです。

擁壁・法面に建築するケース

ボーリング調査(サンプリング+室内土質試験)と平板載荷試験、あるいはスウェーデン式サウンディングを組み合わせることにより、擁壁基礎地盤の地耐力の検討に対応できます。また、斜面の安定解析のためにはボーリング調査+室内土質試験(三軸圧縮強度試験)が必要です。

がけ地利用のケース

ボーリング調査(+三軸圧縮強度試験)によって斜面安定性などを解析し、簡易動的コーン貫入試験と現地踏調査を組み合わせることで、がけ条例に基づく構造耐力を判定します。

ジオ・フロントのフィールドワーク・コンサルティング《建設編》

  • 概略の地盤状況と物件に応じて、適切な調査項目・方法をご提案します。
  • 既存建物があっても、湿地や藪(やぶ)、傾斜地でも対応可能です。高い機動力を有する施工班が安全、迅速、丁寧なフィールドワークによって、あらゆる作業環境に対応します。ただし、既存建物の一部解体や伐採、地形改変を伴う場合もあります。
  • 現場で得たデータを直ちに解析し、必要なデータを迅速にお届けします。
  • 地盤コンサルタントとして、最適な設計業務・工事を強力にサポートします。